今回も、あるお客様のトラブルを例に、皆様のお宅でも起こりうる事例をご紹介します!

10年前に内装リフォームさせて頂いたTaI様から当社に相談が…
「リフォームしたLDKの天井材が一部剥がれ落ちているのだが…」
電話を受け、すぐにお客様のお宅へ訪問。やはり天井仕上材の
岩綿吸音板が剥がれ落ちている。またその周辺全体が膨れ上がっている。
落ちていた仕上材もねじれ曲がり膨張している事から、
水漏れが原因であると推察されました (*'-'*)
水漏れの原因を追求する・・・
2階には水廻り機器の設置が無い事から雨漏りが原因と推察!
1階の屋根廻り・2階の外壁をチェック・・・以上は無し!
2階の床上と内壁、天井にも雨漏りした形跡を確認!
2階の屋根(本屋)に原因があると推察し屋根に上ると・・・

漏水痕跡上部の屋根面には谷部分が!
Σ(゜ロ゜;) 発見しました!雨漏りの原因!!

谷部分の谷板(銅板)に多数の大きな穴が開いておりました!
(・o・;)これだけ開いていれば、かなりの雨洩りをしていたはず。
TaI様のお宅は築後30年以上経過していて、一度も外装のメンテナンスを
行なっていなかった様です。また現在は別宅がある為、使用されておらず
空き家状態で水漏れの異状に気付かれなかった様です。 (^。^;)
ただ、このまま放置していれば、内装に影響するばかりでなく、
構造体の腐食にもつながる為、修繕をする事になりました。 (*'-'*)
資材・専門協力業者の手配段取りをし、週間天気予報を確認すると
雨の日も多く来週月曜日以降にしか着手出来ない・・・ ( ̄o ̄;)

とりあえず穴の開いた部分に、強粘着の防水テープで応急処置!
とりあえず、しばらくは雨漏りを塞ぐ事は出来ました。 σ(^_^;
雨漏りは他人事ではありません。雨漏りには多数の要因があり、
人目に付き難い部分が多く、発見が遅れる場合もあります。
室内に水滴を発見したり仕上材にシミなどを見つけた時は、要注意(*'-'*)
どこの箇所であれ異変に気付いた時は放置せず、
当社に速やかにご連絡してくださいね。 ( ^ー゜)b