2008.5.7のブログに書いたTH様邸の2期目リフォーム工事が完了しました\(^O^)/
昨年、全面リフォーム工事をさせて頂いたお宅の残工事となります!
お客様との話し合いにより、工事を後回しにしたんです。
以前(2007.11.30と12.1)、このブログでもこのお宅の完成を紹介させて
頂いておりますが、その3回目のご紹介をさせて頂きますね。(*^^*)
Before
プランニングする中で、当初、お客様の希望の一つに、部屋数がありました。
家族構成から、和室以外のプライベートルームが3つは必要とのこと。
ただ、敷地の広さ、建物の大きさ、コスト面から新たに部屋を増築するのは難しく、
プライベートルーム3部屋を確保するのは、かなり難しい状態σ(^_^;
でも、お客様の希望を出来るだけ叶えてあげたい…そこで試行錯誤。
お客様との打合せを繰り返しながら、出来た案が『ロフト部屋』計画!
当初、車の大好きなご主人様の趣味の部屋として考えていた車庫上のロフトを
簡易的なものから、本格的な部屋としてのリフォーム!
改修前の工事場所は車庫上の屋根裏物置でした。
もちろん、収納物もいっぱいで、現場調査をした時も奥まで見えない状態(^^;
でも、造り方をきっちりすれば、趣きのある面白い部屋になると確信!
当初計画の簡易はしごから、しっかりした階段に変更し昇降しやすいものに!
Process
1期目工事が完了した玄関ホールの様子 と ロフト内の様子
After
玄関ホールにロフトへの昇降階段を設置!
玄関から階段が見えないように目隠し壁を設置!
階段途中に扉がある!…みたいな隠し部屋的な面白さ(*^^*)
階段は福井産の桧材で造っております。
通常階段は2階へ上がる場合、全部で14~15段ですが、
このロフト部屋では8段ですから中2階みたいなものですね。
①印象・・・隠し部屋的で個室感を出す為に、屋根裏部屋、山小屋風にし、
出来るだけ落ち着いた雰囲気に。
②明るさ・・・屋根裏部屋である為、大きい窓を高い位置に設置できないが、
南側に新しい窓を設け、一日中明かりが差し込める様に。
梁や束柱などが目立つように木部周りは落ち着いたウォールナット色に
していますが、壁や天井の色は出来るだけ明るい物にしています。
③広さ・・・天井が低い分、狭く感じてしまうのですが、実際は9畳以上もある
広い部屋となりました。高さも高い所では背伸びが出来るくらい!
当初、計画の段階では古い梁などはそのままにする予定でしたが、
1期目工事終了後、2期目工事までの間、このお宅のご主人様に、お忙しい中、
梁や束柱などの既存の木部周りを、サンドペーパで小まめに磨いて頂きました。
そのお陰で、落ち着いた色も塗る事ができ、素晴らしい物になりました。
ご主人様、ありがとうございました!
ぜひ、その磨いた作業を忘れず、ご自身のくつろぎ・趣味の部屋として、
ゆっくり・じっくりと、このお部屋とお付き合い下さいませ (_ _)
ただ、天井などが低いので、頭などぶつけない様に注意して下さいね(;¬_¬)