幸福家【Pyon】

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大工さんの図面…(^^)

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これは、大工さん専用の昔ながらの図面です。『図板(ずいた)』といいます。
建物が着工する際、昔から、この『図板』 と 『尺竿』を必ず製作します。

当社が請け負う家には必ず、その家専用の 図板=図面 と 尺竿=定規 がある事になります。この製作をちょっと間違えるだけで、建物が上手くできません。

今はプレカットと言って、機械とコンピューターが木造り(加工)を行う事が多くなりましたが、
当社では、木の特質を確認し生かしながら製作する為、
機械に頼らず、手刻みで一本一本、丁寧に製作する事を基本としています。

コンピューターよりも人間の頭と五感を大事に。
機械よりも人間の手仕事を大事に。・・・というモットーです。
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図面の読み方少々、お教えします。

1)方向により通り芯=軸を設定します。(棟梁によって差は有ります)
      X(よこ)方向を、いろはに・・・・・で
      Y(たて)方向を、一二三四・・・・・で表し、
 
  例えば、上の写真で・・・ある場所の柱が欲しい時は、
      ろの十一 にの七・・・といった呼び方で位置を伝えます。

  もし、軸と軸の間にある場合は、最初の方の数を書き、「又」と記します。
  例えば、「ろ」と「は」の間にある軸を「ろ又」と書くのです。

2)この図面はm法ではなく尺貫法を使用しています。
  尺貫法など今普通の人には分り難いでしょうね。
  
写真で記されている、「三.一〇」は三尺1寸と読み、約940mmの長さです。
尺貫法をm法に変換したい場合は、
尺寸法を0.0033で割ると、mm寸法になります。

これをマスターすれば、大工さん入門通過!・・・って簡単じゃないか(笑
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by koufukuya-pyon | 2008-03-08 15:44 |  KT様邸