本日、私がPTA会長をさせて頂いている地元の中学校で立志式が開かれました。
来賓代表として立志式を迎えた皆さんに祝辞を、述べてまいりました(^^;
おめでとうございます。(*_ _)
今年度、当校から25名の生徒が立志式を迎え、大人の仲間入りし一歩踏み出しました。
PTAだけでなく地区の大人たちは、皆さんの成長をうれしく思っています。(*^_^*)
PTA会長として、今日その場に立ち会えた事。嬉しく思います。
・・・立志式・・・
僕が14歳の時には、その様な式は開かれていなかったのだが、
年月が経ち、二十数年前から行われる様になった様です(#^^#)
福井の幕末の偉人、『橋本左内』先生の『啓発録』に基づく儀式で、
14歳(中学2年)を迎えた子どもたちに、
将来の決意を考える(志を立てる)機会、自覚を高める場。
【 啓発録 】
一、稚心(ちしん)を去る
一、気を振う
一、志を立てる
一、学に勉める
一、交友を択ぶ
PTA会長として、祝辞を述べさせて頂きました。
祝辞内容を
↓のMoreにUPさせて頂きますね(^^)b
【立志式 祝辞】
祝辞
立志式を迎える皆さん、おめでとうございます。
PTCAを代表して、一言お祝いを述べさせて頂きます。
皆さんの年代は、大人と子供の合い混じった年代です。
私もそうでしたが、時には大人として扱われ、時には子供としてあしらわれ、
色々な戸惑いや憤り(いきどおり)を覚えることがあるかと思います。
そんな時は、自分を信じ、大切にし、一人の人間としての、自覚と誇りを持ち、
目的や夢など、志を立て、その志を成し遂げる為、
責任をもって進んで行って欲しいと思います。
そこで今日は、私の大好きな書家で詩人でもある
『相田みつを』さんの言葉を皆さんに贈りたいと思います。
雨の日には
雨の中を
風の日には
風の中を
みつを
この言葉は、
雨の日には雨に打たれ、風の日には風に流されるという、
自然に逆らわず流れにのっていこうという事ではないのです。
つまり、
雨の日には、全身ずぶぬれになって雨の中を歩いていく。
風の日には、体全体で風を受け止めて風のど真ん中を歩いていく。
そう、障害や試練に対し立ち向かい、自分の信念を貫き徹し、
あるがままに歩み続けていこうという言葉なのです。
この言葉は、別の詩で次の様に書かれています。
涙を流すときには涙を流しながら
恥をさらすときには恥をさらしながら
口惜しいときはには「こんちくしょう!」と
ひとり 歯ぎしりを咬んでさ
黙って自分の道を歩きつづけよう
みつを
この道こそ、皆さんがこれから立てる志や夢までの道なのです。
皆さんも、これから必ず試練に立ち向かうでしょうが、
それを乗り越えていく『力』と『やさしさ』をつけ、
世界でたった一つの『自分だけの道』を頑張って歩み続けて欲しいと思います。
皆さんの『道』が、素晴しく拓かれる事を私たちは祈っています。
この「相田みつを」さんの言葉を贈り、私のお祝いの言葉といたします。
本日は誠におめでとうございます。
平成二十二年二月十七日
福井市◎△◇中学校 PTCA会長
Pyon主