先日、
着工報告をさせて頂いた『SaTo様邸2期工事』
その和室周りの天井張替えの工法をご紹介しましょう。(*^_^*)
今回の『SaTo様』のお宅の天井は、
【竿縁天井(さおぶち)】である。
近年、和室離れもすすみ、なかなかお目にかかる事も少ないでしょう。
その数少ない和室の天井の仕上方法には、多種多様にあるが、
一番多いのが、
【目透かし・敷目天井(めすかし。しきめてんじょう)】
この次に多いのが、今回の工法
【竿縁天井】なんです。
【竿縁天井】
主に、和室の天井に用いられる工法・手法。
吊り木や野縁下に、部屋の大きさによって決められた30cm~60cmの等間隔平行に
取り付けられる細長い木材
【竿縁】を取り付け
その竿の上に仕上材の天井板を張って仕上げた天井を
【竿縁天井】といいます。
その【竿縁】が天井の中で、化粧材・アクセントとしての役目も果たしています。
もっとアクセントをつける為、上記の写真の様に竿を寄せ合い取り付ける場合もあります。
最近は、純和風の和室を好む方が少なくなったのと、
手間がかかる事からコスト面からも、この工法はあまり使用されないのです。
特に、今回の工事の様に、無垢の天井板の施工は慣れないと、
ベニヤなどで出来ている天井板と違い大変なのです。 σ(^^;
では、この工法について、この後3回シリーズでご紹介しましょう!