幸福家【Pyon】

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寒さらし(灰汁抜き)・自然乾燥 (*'-'*)

【自然乾燥】
製材を行なった材木は使用するまでに乾燥を行ないます。

乾燥方法にはいくつかの方法があるのですが大きく分けて、
『自然乾燥』ろ『人工機械乾燥』の2方法があります。

『人工機械乾燥』
字の如く、専用の機械を使用し、短期間で乾燥させる方法です。
ただ、人工乾燥は場合によっては木肌を傷め易くなります。

『自然乾燥』
長い時間をかけ天日・影干しによる乾燥方法です。
木の種類厚みによって時間が非常にかかりますが、肌目が綺麗になります。
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写真のように材料を立て掛けて自然の力、風雨雪にさらしながら、
灰汁(アク)を抜きながら乾燥していきます。

材木を立てかける際は材の根元部分を天にかざし頭の方を地面の方にします。
そうする事により材木が新たな水分を下から吸わないようにするためです。

写真の材種は栗(くり)の木で神社仏閣の濡れ縁板などに使用されます。
c0144638_814235.jpg

『寒さらし(灰汁抜き)』
製材した採材を寒にさらします。
写真のように材料を立て掛けて雪・冷風にさらし灰汁(アク)を抜いていきます。

雪や雨の中に立てかけていると乾燥し難いのですが、灰汁を抜いたり、
急激な乾燥で材木が割れてしまうのを避けるには大変有効的な方法です。

材木を横積みにするのは、大物や、立てかけると材料自体が
ねじれたり曲がったりしやすい樹種の場合にこの方法を使います。

ただやはり水が流れやすいよう少しでも斜めに設置します。
そうする事により、灰汁も出やすくなるのです。

下の写真を見て頂くと分ると想いますが、
地面のコンクリートが黒くなっているのが木から出た灰汁です。

木の中でも、栗の木はあくが非常に出やすい材種の一つです。
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by koufukuya-pyon | 2009-02-11 03:37 | 材木屋